岡部東子 - 知られざるシンガーソングライター
東子っていうと古内東子ということになりそうですが、今日は岡部東子というシンガーソングライターを紹介します。もちろん古内東子も大好きなシンガーソングライターですが、もう10枚以上もアルバム出している有名人なので、ここで紹介しても仕方ありませんね。
岡部東子は「AMNESIA」と「STAY THE SUN」という2枚の素晴らしいアルバムを残して、消えていった不運なシンガーソングライターです。もう廃盤になっていますが、ヤフーオークション とか http://www.tacto.jp/idol/okabe-toko.htm などでまだ手に入れることができます。素晴らしい才能をもっているのに残念です。こんな人を私たちはJ-POPの歴史に刻めないのでしょうか?
”アムネシア”はポップでキャッチーなメロディーにあふれたアルバムですが、私は特に「夢の中の涙」や「時の舟」などのバラードナンバーが、曲も歌唱も素晴らしいと思います。アイドル風の風貌ですが、声は結構大人っぽくて落ち着いた感じです。R&B的な味付けののポップスという意味では、古内東子と重なる部分もありでね。
”ステイザサン”の方は、大人っぽい方向を目指していたためでしょうか、やや地味めですが、最後の3曲はやはり出色のバラードです(1曲はジャズバラード風味)。J-POPバラードの好きな方は是非聴いてみてください。
アムネシア:P32G-5、ステイザサン:P32G-11 いずれもプラッツ制作 日本コロムビア販売
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コメント
2枚とも持っています。
この2枚しか無いのですね?
他のアルバムを探していたのですが???
今は活動されていないのですか?
投稿: masarumo | 2009年5月 2日 (土) 19:24
>masarumo さん はじめまして
コメント有難うございます。
残念ながら 活動の形跡はありませんね。
アルバムは2枚しかないようです。
シングルは「スノーキャンドルの夜」と「想い出の瞳」があるらしいですが、私は持っていません。
投稿: monchan | 2009年5月 3日 (日) 15:11
どうして消えていったんでしょうか。私はとんでもない新人が
現れたとわくわくしていたんですが。
特に「Fredy」で一瞬現れる低音部のガラッと変わる声に痺れ
ました。これをうまく生かせば、ものすごい歌手になるだろうと
期待していたのに。
3枚目のCDが出るのを今か今かと待ちわびて、古内東子を
間違えて買ってしまったのは、苦い思い出。(結婚して姓が変
わったのかと思ったんだよ)
古内東子なんて、いてもいなくてもいいのが残って、大粒の
ダイヤの原石が・・・・
投稿: Jackpot | 2009年6月 8日 (月) 23:10
>Jackpot さん
はじめまして。
Fredy いいですね 大好きな曲です。
間違えて買ったCDって「スローダウン」ですか?
私は結構このCD好きです。
投稿: monchan | 2009年6月 9日 (火) 21:34
今だに"ァムネジア"持ってます。中でも"想い出の瞳" 今でもお気に入り。
懐かしい〜。
投稿: ロッキー・ババロア | 2010年1月 7日 (木) 23:21
> ロッキー・ババロアさん
いらっしゃいませ。
”想い出の瞳”素晴らしいポップスですね。
もし万一岡部東子さんがこのブログを発見してくれるようなことがあったら、是非近況についてのコメントを投稿していただければ嬉しいのですが・・・。
投稿: monchan | 2010年1月 8日 (金) 16:01
『VACANCY』『UNDER THE SKY』、何度聴いても名曲です。眠りに就く前に毎晩聴いてます。岡部さんを知って10年、彼女は今どこでどのように暮らしているのでしょうか…。眠れない夜にふと考えたりします。
投稿: TAKA | 2010年3月26日 (金) 18:59
> TAKAさん
ちょっとシャーデーみたいな感じですね。
こんな才能にあふれた人が、もう音楽の世界から離れていると思うとさみしい。
monchan
投稿: monchan | 2010年3月26日 (金) 23:30
…岡部東子さんのすごいところは、二枚のアルバムの曲の一曲一曲が歌詞もメロディーも最高で、いわゆる「捨て曲」が一つもないところだと思います。1989年という、世界も日本も激動の年に、裏路地にひっそりと咲いた花のような彼女。もう二度と彼女のようなシンガーは 現れないのでしょうか? もう日本の歌謡曲は、大衆向けの安直なものしか注目されないのでしょうか ?
投稿: ボルサリーノ | 2010年9月20日 (月) 04:44
> ボルサリーノ様 はじめまして
日本で自分のやりたい音楽をやるためには、インディーズでやっていくしかない状況のようです。鈴木亜紀さんのように、制作・宣伝・販売・演奏とすべて自力でやっている方もいらっしゃるので、聴く方も自分で努力して聴きたい音楽を探すしかないのではないでしょうか。
投稿: monchan | 2010年9月20日 (月) 21:31
久しぶりに彼女の「肩にふれたクリスマス・イブ」が聴きたくなってCDを引っ張り出したところでした。彼女のことが気になってWebを検索していたらこのブログに行き着いた次第です。彼女とは学生時代に2年間ほど一緒にバンド活動をしたこともあって、デビュー後、とても嬉しく陰ながら応援していたのですが、2枚のアルバムで音沙汰がなくなってしまいました。宇都宮に戻ってしまったのでしょうか???また、活動再開を心待ちにしているのでした。
投稿: mirodcase | 2012年12月24日 (月) 23:56
>mirodcase 様
はじめまして
そうですね クリスマスソングもありました。
知られざる名曲ですね。
お知り合いでしたら是非インタビューして
どこかに貼ってください。
お願いします。
投稿: monchan | 2012年12月25日 (火) 13:04
岡部東子の初期のマネージャーをしていました。 懐かしいなァ。お互い歳をとり逢ってみたいです。
投稿: 藤岡留美子 | 2013年2月15日 (金) 03:26
>藤岡留美子 様
岡部東子さんのマネージャーさんですかぁ。
はじめまして
東子さんはもう廃業されてからかなり経過していると思うのですが、それでもコメント稀少なこのブログで結構賑わっているのは驚きです。今聴いていても彼女の曲は古さを感じさせませんね。
投稿: monchan | 2013年2月15日 (金) 20:46