2009年7月10日 (金)

シャーレのなかで生殖細胞をつくる

生命の誕生期は別として、細胞は細胞からしか生まれません。私たちの体を構成する細胞も、元をたどれば数十億年前の細菌の細胞にさかのぼることができるはずです。そういう意味では生命体というのは不死であるとも言えます。

そして何億年か前から私たちの先祖は、二つの細胞(精子と卵子)→一つの細胞(受精卵)→多くの細胞(個体)というサイクルをくりかえして命をつないでいます。精子と卵子をまとめて生殖細胞といいます。生殖細胞以外の細胞(体細胞といいます)はすべて個体の死とともに死滅します。

生殖細胞だけが何億年も前から生きていて、命をつないでいるとよく言われますが、実はそうではありません。精子と卵子が融合してできた受精卵は、生殖細胞でもないし、体細胞でもありません。受精卵は細胞分裂を繰り返し、そのうちいろいろな種類の細胞・組織・臓器ができてきます。生殖細胞もそのときにできる一種の細胞に過ぎません。このときに生殖細胞になれとの指令を受け、生殖細胞になった細胞だけが次の世代まで命を受け継ぐことができます。

ではその「生殖細胞になれ」という指令の実体は何なのでしょうか? 最近理研神戸研究所の大日方博士らは、それが Bmp4 というタンパク質であることを証明しました。Bmp4 は哺乳類ならみんな持っているタンパク質です。

受精後6日目のマウス胚の一部を培養し、Bmp4 を添加するとシャーレの中に生殖細胞になるべく運命を定められた細胞が出現し、この細胞(マークされている)をマウスの精巣に植え込むと、その細胞の子孫の細胞が精子となり、さらに受精をおこなって次世代の個体になることがわかったのです。

この研究により、生命の永続性の秘密を理解するための扉が開かれたといえるでしょう。生殖細胞をシャーレの中で培養し、その分化・成熟を研究することが可能になったわけです。ただこの研究をヒトに適用し、細胞を不妊治療や再生医療に利用するとなれば、技術的な問題以外に、生命の定義を含めて、いろいろと倫理的・法律的な問題が出てくるのは避けられません。

文献:A signaling principle for the specification of the germ cell lineage in mice. Obinata et al., Cell 137, 571-584 (2009)

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2009年7月 9日 (木)

夏の紅茶

Photo このサイトの名前は「渋めのダージリンはいかが」なんですが、久しく紅茶の話題はなかったなあと思いまして、夏の紅茶について一席。

昔甲斐大泉に遊びに行ったときに、散歩していて偶然ヒースガーデンというお店を発見しました。別荘地の中にある一軒家でした。そこで買った紅茶がいままでに経験したことがないくらいおいしい紅茶だったので紹介します。

名前はパラダイス。何か怪しい雰囲気もする名前ですが、ただの紅茶です(写真)。ただし味と香りにはかなり凝っています。多少ハーブやラベンダーも入っているようですが、基本はドライフルーツの紅茶です。オレンジとかベリーとかトロピカルフルーツとかが入っているようですが、細かいことはわかりません。企業秘密でしょう。

Photo_2 ひとことで言って、上品な味と香りです。水出し紅茶なのですが、ここに書いてあるお店推薦の作り方は、東京の暑い部屋で暮らしている場合少し問題があります。常温で8-10時間も置くと、水が悪くなるおそれがあるので、うちでは一晩冷蔵庫で抽出します。この方法でも十分抽出できます。

オンラインの商品は犬グッズしかでていないようですが、多分他の商品も電話で注文して送ってもらうことが可能なのではないでしょうか?関心のある方はトライしてみてはいかがでしょう。

大泉や清里に行かれる方は、甲斐大泉駅から歩いていける範囲です。広いガーデンがあって、多分犬が遊んでいます。この犬はビアデッドコリーのヘザーちゃん。お買い物犬として有名だそうです(http://ybs.typepad.jp/tomo5/2009/05/post-dab2.html)。

ヒースガーデンHP:
http://www1.ocn.ne.jp/~heathgdn/

ヒースガーデンTEL: 0551-38-0757

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2009年7月 7日 (火)

JPOP名曲徒然草12: 「I miss you」 by 古内東子

1音楽の趣味というのは、私的には年齢や人生経験にはよらず、一度気に入った曲は20年たってもやっぱり好きだというものがほとんどです。もちろん、ときには後になっていい曲だったと気づくことも、ないわけじゃありませんが。

古内東子のセカンドアルバム「Distance」は1993年の作品。歌詞カードをみると 4.もしかしたら、7.I miss you に二重丸がついていました(若気の至り)。今聴いてもやはり二重丸をつけるとすればこの2曲かな。どちらも失恋の曲です。このアルバムだけでなく、初期の3つのアルバム(SLOW DOWN, Distance, Hug)は大傑作だと思いますね。駄曲なしです。ベースは米国のブラック系音楽なのかもしれませんが、かなり和風にモディファイされていて、米国の香りはあまりありません。

古内東子は、ご存じのように自ら恋愛至上主義者を標榜するこだわりのシンガーソングライターで、「I miss you」 も自身で作詞・作曲する恋愛関係の歌。バスドラムが先導するまったりしたスローバラードですが、メロディーが隅々まで新鮮で、特に I miss you miss me too というサビと、そこから音が下がっていくのが実に気持ちいい。まるでペットで飼っているヘビが、くねくねとからみついてくる感じです。後半はアルトサックスが活躍して盛り上げます。さすがにもう新品を入手するのは困難と思われますが、中古は豊富に流通していて、アマゾンでもヤフーオークションでも容易に入手可能です。

中古:アルバム「Distance」アマゾンでは \376 より

試聴(I miss you は多分含まれず)
http://25jikan.blog26.fc2.com/blog-category-378.html

歌詞
http://music.yahoo.co.jp/shop/p/53/205192/Y034553

古内東子 公式ホームページ:http://www.tokofuruuchi.net/

CD:SONY Music Entertainment, SRCL2793

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2009年7月 5日 (日)

サラとミーナ57: ベランダの植物を食べるミーナ

Img_0482 ミーナはベランダのワイヤープラントが大好きで、毎日ムシャムシャ食べます。ネコの足には全く適さない足場ですが、必死につかまって食べます。この写真は左右を縮めたわけではなく、写ったままの縮尺です。ワイヤープラント以外の植物には興味を示しません。不思議なことにサラはワイヤープラントには全く関心がなく、食べたこともありません。ハーブには多少興味があるようですが、ムシャムシャ食べたりはしません。

Img_0590 たまに寄り添って寝ていることがあるのでびっくりします。普段は場所の取り合いは非常にシビアです。私の近況としては、某所で講演会をやることになって、2時間もしゃべらないといけないらしく、準備が大変です。

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2009年7月 4日 (土)

バルサ: エトオはどうする?

Photo欧州サッカー界では移籍交渉がたけなわですが、妙な情報を流して稼ぐ連中が暗躍する季節でもあります。どうもエトオとバルサ首脳陣を引き裂いて、一稼ぎしようとしている連中がいるようです。毎日のように怪しい情報が飛び交うのは、エトオをなんとか引き抜こうとしているクラブや、バルサを弱体化しようとしているクラブの差し金だと思われます。

私の予想では(当たって欲しい)、エトオは契約が残っているあと一年バルサでプレイするのではないでしょうか。今シーズンリーガで30点取り、チャンピオンズリーグでも目覚ましい活躍ができたことから、あと一年は十分バルサでプレイできるだろうと自信を深めていると思います。

しかしまたシーズン終盤にはプレイの質が落ちてきたことも事実で、年齢による限界にも気づいているのではないでしょうか? 彼はキャリアの最後は「マヨルカでプレイしたい」と公言していますが、おそらくその前に2シーズンくらいはもう一度ロナウジーニョとのコンビで仕事をしたいと考えていても不思議ではありません。もちろんバルサがある程度の年棒アップで引き留めてくれれば、バルサに 2011/12 くらいまで居て、そのあとマヨルカに行っても良いとは考えているでしょう。

下に面白い情報がありました。まあゴール・コムのことですから、これも怪しい情報のひとつではありますが、もしエトオとロナウジーニョがACミランでプレイするとすれば、セリエAの試合も見てみたいです。

http://www.goal.com/jp/news/1579/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB/2009/07/03/1361064/%E7%A7%BB%E7%B1%8D%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%82%A8%E3%83%88%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%9C%AC%E6%84%8F%E3%81%A8%E3%81%AF

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それにしても、カカとロナウドという世界の人気者二人を引き抜いただけでは気が済まず、ベンゼマ(確定)、リベリー(未定)までFWをごっそり獲得しようというレアル・マドリードの貪欲ぶりにはあきれます。今シーズンのFW(イグアイン、ラウール、ニステル、フンテラール、ロッベン、スナイデルら)をどうするつもりなのでしょうか? カカはMF扱いとしてもFW8人ですよ(ワントップのチームなのに)。多くの有力選手をかかえて、他のチームを弱体化しようという作戦ととられてもしかたありません。江藤を飼い殺しにした某野球チームと同じです。これでビジャも獲得するなら、もうサッカーの屠殺者と呼ばせてもらいます。

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2009年7月 2日 (木)

JPOP名曲徒然草11: 「半袖」 by 今井美樹

Imaiimage 私は特に今井美樹のファンではありませんが、この「半袖」(作詞:岩里祐穂 作曲:上田知華)という曲の美しさには圧倒されます。音楽というのは弱者のためにあるべき・・・というのが私の持論ですが、まさしく不倫で悩んでいる女性のためにこの曲があります。

A06031004a不倫を真っ直ぐに肯定し、正妻に負けるなと励ますという内容の詞は、ありそうでなかなかないと思います。上田知華の曲がまた背筋も凍るくらい美しい。オリジナルアルバムの「ルトゥール」は私は持っていません。「Ivory II」というベストアルバムで聴きます。アマゾンで試聴もできます。

アルバム「retour」試聴 現役盤です↓
http://www.amazon.co.jp/retour-%E4%BB%8A%E4%BA%95%E7%BE%8E%E6A8B9/dp/B00005G5D5

今井美樹についてはファンの方がたっぷり語っておられます。おまかせしましょう↓
http://www.beats21.com/ar/A06031004.html

歌詞も下のサイトにあります↓
作詞:岩里祐穂 作曲:上田知華
「半袖」歌詞

http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND13335/index.html

「Ivory II」 フォーライフ FLCF-30227 はなかなかお買い得なCDだと思います。半袖 以外にも Piece of wish 、 Blue Moon Blue、 雪の週末などのバラードも収録。Tea for two は私のお気に入り。

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2009年6月30日 (火)

アシカのヒゲ: エプソンアクアスタジアムにて

11哺乳類の毛の存在意義については左のようなことが考えられますが、哺乳類のなかでも完全な海獣の鯨やイルカでは毛が退化しています。

水の中では毛の保温機能はなくなりますし(毛と毛の間に空気をためて体温を保つという機能は、水で満たされるため意味がなくなる)、水は紫外線を遮断するので、紫外線から皮膚を守るという機能も無意味となります。

また鯨やイルカは音波・超音波などで周囲を探索できるので、感覚器官としての毛の意味があまりありません。通常行動しているスピードが速いので、ヒゲでものを探るなどというのも意味がありません。

つまり青の部分が毛の重要な機能であり、その意義が失われるような環境で生きる生物では、毛は退化してしまうと考えられます。

ところが、エプソンアクアスタジアムで芸をするアシカを観察していると、不完全な海獣アシカのヒゲはよく発達していてかつ非常によく動くし、かなり実用的なのではないかと思いました。

12アシカは水中ではヒゲはぴったり肌にくっつけて寝かせて泳いでいます。そのほうが抵抗少なく泳げるのでそうしているのでしょう。陸上でもなんでもないときは2のように、ヒゲは後方に向いています。

ところが、なにか物が近づいてきたときなどには、ぐっと前に向けて物をさぐるような動作をします。ボールを受け取るときなどは、鼻より先にヒゲで受け止めている感じです。3をみると、ちょっと見にくいですが、明らかにヒゲを立てています。このときだけではなく、アシカは陸上では、犬や猫より、はるかに頻繁にヒゲを立てたり寝かせたりしていています。これは立毛筋によるものではありません。立毛筋は不随意筋で、寒さなどのストレスで自然に毛を立たせるものです。このヒゲはあきらかに随意筋によって、アシカの脳の指令によって適宜動かされています。

イルカショーは豪快で、この水族館の目玉ですが、アシカもなかなか芸達者で楽しく見学させていただきました。飼育員の苦心に頭がさがります。

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2009年6月29日 (月)

エプソンアクアスタジアム@品川

1_3 品川プリンスホテルの敷地にあるエプソンアクアスタジアムに行ってきました。プリンスホテル内の坂を上がっていくと左に見えます(1)。水族館と同じ建物に屋内遊園地があり、隣は映画館です。

2_2 入場するとすぐ水中トンネルがあり、これはなかなかの見物です(2)。ドワーフソーフィッシュ(ノコギリエイの一種)が天井で休んでいます。吻が太いグリーンソーフィッシュ(やなりノコギリエイの一 種)は泳いでいました(3)。これは大迫力です。それにしても、このノコギリのような吻はいったい何に役立つのでしょう?

ウィキペディアに下記のような記述がありました。

「吻の下側にはロレンチニ瓶と呼ばれる電気受容器が多数存在しており、吻を金属探知機のように振りかざして、砂の中にいる餌生物を探り当てる。餌は主に甲殻類や小魚である。吻は砂を掘り起こすために使われたり、また小魚を叩き殺すのに使われる。捕食の際、ノコギリエイは吻を振り回して小魚を気絶させ、致命傷を負わせる。その後、ゆっくりと食事にとりかかるのである。またサメなどの捕食者を追い払うのにも使われる。」 

ふむふむ。

3_2ノコギリエイだけでなくエイ・サメ類の頭部には、ロレンチニ瓶という電気受容器があります。この器官により魚貝類がえらや心臓を動かしているときに生ずる微少な電流を感知しています。そのために、砂の中に隠れた魚介類でも見出し、捕食することができるらしいです。この他地磁気を検知したり、海流を検知するという説もあります。

4_2 この水族館はこれ以外 はたいしたことなくて、魚類のマニアには物足りないと思いますが、もう一つの目玉はイルカのショーです。子供連れにはなかなか面白いと思います。遊園地のアトラクションもありますし、十分1日遊べるでしょう。イルカの大ジャンプは速度が速すぎて、コンデジではなかなかうまく撮影できません。これが精一杯でした(4)。

構内に水槽を眺めながら食事ができるレストランがあります(5)。値段の 割には料理が本格的で、なかなかやるなという感じです。水族館もレストランも夜10時までやっているので、デートにも適しています。まあ水族館と言うより、デートスポットと言った方がいいかも。

5_2 エプソンアクアスタジアムのURL:

http://www.princehotels.co.jp/shinagawa/aquastadium/aqua/index.html

 

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必死のパッチ

Img_0582 昨日阪神タイガースの関本選手がヒーローインタビューで「選手は必死のパッチでやっているので、応援宜しくお願いします」と言っていましたが、この「必死のパッチ」という言葉は、関西ネイティヴの私もタイガースの選手が使うまで知りませんでした。

関西と言っても一枚岩ではなく、小学校のクラスで「うち」という一人称を使う女の子はクラスで2割くらいでしたし、じゃんけんほいを「いんじゃんほい」という生徒もわずかでした。和田アキ子(河内)や島田紳助(京都)の言葉は、摂津地方の言葉とは異なるイントネーションで、かなり違和感があります。むしろ奈良の明石家さんまの方が近い感じがします。

そこで件の「必死のパッチ」ですが、パッチというのはもともと朝鮮語で、江戸時代には日本に定着して、関東方面(江戸)でもよく使われていたそうです。現在ではたぶん関西方面で主に使われる言葉で、ズボンの下にはくだぶだぶのタイツのようなものです(図)。冬用の分厚い生地のものが多く、夏用の薄い生地のものはステテコであってパッチではありません。特に図のようにラクダ色のものがパッチという言葉にふさわしく感じます。 ま こんな話は関東ではちんぷんかんぷんかもしれませんが。

パッチについて必死になるのは多分ゴムが切れたときで、このときはなんとかズリあげようと必死になります。必死のパッチというのはこのことなんですかねえ?

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2009年6月26日 (金)

iPod classic - iTunes ver.8 のミニマム使用法

iPod のエンコーダーを 128kbps に設定していましたが、256kbps の音を聴いてみるとやはり違いがあると思いました。いったん聴いてしまうと、いまの音がチープな感じがして我慢できなくなってしまいます。というわけで思い切って中身を256kbps に入れ替えることにしました。

これが結構大変な作業で、何ヶ月もかかります。大変な理由の第一はクラシック関係のCD情報をダウンロードした際に、まるででたらめな情報が多いことです。特に2枚組だったりすると2枚目については何もはいってない場合もあり、そんなときにはこちらで手動で入力せざるを得ません。全くでたらめな情報がはいっていることもあります。しかしそれはまだましな方で、トラックが順不同になってしまって、第一楽章の次が第三楽章というなどということもままあります。これを回避する作業が大変なのです。

私の iPod は 160GB の classic です。iTunes はバージョン8になっていました。このバージョンをダウンロードして、まずやらなければいけないのは、
<編集→設定→一般>から <CDを設定したときの動作>を<CDを表示>に変更することです。こうしておかないとCDをまるごとインポートしてしまい、いらない曲まではいってしまいます。変更しておくと、いらない曲のチェックボックスのチェックをはずして、右下に現れるインポートのボックスをクリックしてインポートできます。

あと一つやらなければいけないのは、同じ<編集→設定→一般>からインポート設定を開き、インポート方法として<AACエンコーダ>を選択し、設定を<iTunes Plus>にします。<高音質>というのはフェイクで128kbpsになってしまうので、これを選択してはいけません。iTunes Plus を選択すると256kbpsでエンコードできます。ただしモノラルは128kbpsになってしまいますが、めったにモノラルをエンコードすることはないので、これは無視できるでしょう。256kbps の音は私的には十分で、ロスレスエンコードと区別できません。よほど耳の良い人はロスレスに設定せざるを得ないでしょう。以上の作業で準備はOKです。あとは適当に好みの設定にすれば良いと思います。

クラシック音楽のCD情報の問題は、まだ完全には解決できていません。かけたいCDを選択するのに、第一階層としてタイトルとか作曲者は頼りにできません。たとえばモ-ツァルトで検索すると100曲以上ズラズラでてくるので選ぶのが大変です。1曲の中にトラックが数本あると、その分だけ行が増えます。たいていの場合、まずアーティストから選ぶしかないので、ここが一番重要です。この部分の入力を工夫して、一つの曲をグループ化します。たとえば1曲目は指揮者とオーケストラの間をあけず、2曲目はスペースをあけるという風にすると、2曲目の第三楽章が、1曲目の第二楽章のあとにはいってしまうというような現象は避けられます。

これは iTunes に演奏順を設定する項目さえあれば解決できる問題なので、こんな単純なことがバージョン8になってもちゃんとできていないというのは誠に残念です。アップルの担当者に強く改善を要求したいところです。

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2009年6月24日 (水)

サラとミーナ56: 窓辺のサラとミーナ

Img_0461 短毛ネコは結構湿度や暑さには強い感じです。人間がバテ気味でも、元気よく走り回っています。ミーナはいまだにタオルケットに潜り込んで眠っています。

東山湖のまゆちゃんが亡くなったそうで、ご冥福をお祈りします。野良暮らしのネコが生きていくのは、たとえエサ・水に困らなくても難しいようです。うちのサラもごくわずかな期間野良暮らしをしていたようですが、そのために年中風邪をひいているような状況ですし、メンタルについてもずっとシェルター暮らしだったミーナとは違って、かなり神経質で、ちょっとしたことにもストレスを感じるようです。
http://bunka.aoistudio.jp/nishijima/diary/img/20090621-3.jpg

Img_0468ミーナは写真(一匹で写っている方)でもわかるように、うちで実にゆったりと暮らしています。ほとんどストレスなんてないようです。

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2009年6月23日 (火)

バルサ: イムノのCD

リーガのファンなら誰でも聴いたことがあるイムノ・デル・FCバルセロナ。このような曲です↓

http://www.youtube.com/watch?v=8b8cGhxhAsY

Cd 私はバルサ応援歌のCDを持っているのですが、これがまた不思議なCD。写真のようにエスクードの端を削ったような形で、CDプレーヤーのスイッチを入れるときにはかなりの勇気を要します。実際オーディオの製品の解説書には、妙な形態のCDをかけようとして機械が壊れても保証しないという一項があります。CDと認識すらしない機械もあります。

それでもラジカセで認識するものがあったので聴いてみました。ジャケットも写真で示します(拡大できます)。1曲目のSHAPEという曲は女性歌手が歌っている全くのポップスで、歌詞の意味がわからないこちとらとしては、最初からフェイントかけられた気分です。2曲目のCANT DEL BARCA というのがなんと上記のイムノ。あれれれれ??? そして5曲目の HIMNE DEL F.C.BARCELONA はイタリアオペラのような曲じゃありませんか??? これって何?

Jacket ラテンの人々のいい加減さにはびっくり。フェイントだらけのCDであきれましたが、収穫もありました。3曲目の AZUL Y GRANA が素晴らしい名曲なのです。残念ながら YOUTUBE で発見できませんでした。しかしこれもほんとに AZUL Y GRANA というタイトルなのかも怪しいものです。

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2009年6月21日 (日)

JPOP名曲徒然草10: 「旅の人」 by 山崎ハコ

Photo山崎ハコの「風の色」というCDが最近HQCD(高品質のCDらしい)で再リリースされました。しんみり、じんわりという曲が多い内容です。

私は「旅の人」という曲が好きで、特に

「この町に生まれ この店に生きて 
厚いカウンター 私の自慢です」という一節がね。

ひとりで店を切り盛りする女性の小さな心意気。

そして

「めずらしさでもいい また来て下さい
あなたは都会の臭いがする」

という優しさにパスする心地よい歌詞。

メロディーはあくまでもゆったりと。

こういうスタンスで私も生きていきたい・・・。

「風の色」ポニーキャニオン PCCA-50075
8.旅の人 作詞・作曲 山崎ハコ

試聴 http://www.amazon.co.jp/%E9%A2%A8%E3%81%AE%E8%89%B2-HQCD-%E5%B1%B1%E5%B4%8E%E3%83%8F%E3%82%B3/dp/B001OGTWWG

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2009年6月20日 (土)

BS朝日「うたの旅人」池上線

緊急レポート:

BS朝日の「うたの旅人」という番組で「池上線」の特集をやりました(来週再放送あり)。西島三重子が池上線沿線の各駅周辺を案内しながら、一時間たっぷり歌をバックに思い出を語るという趣向でした。

なんと池上線のオリジナルバージョンだけでなく、1988年版、2006年版も放送するという大サービス。こういうのは初めてだと思います。古い池上線が映像に出たときに、進行方向に立派な山が見えてびっくりしたのですが、あとでこれは古い車両が今十和田を走っているという映像が出たので、これが挿入されたのだろうとわかってやっと安心しました。他にはデビュー曲の「のんだくれ」と「1460日」が流れました。声が若い。顔が若い。まあそうじゃろう。

作詞した佐藤順英さんも登場。「池上線」の歌詞はほとんど自らの経験によるものだと語っていました。いくら作詞家でも、そういう曲は一生のうちに何曲もかけるものではないでしょう。この曲にはかなり思い入れがあったのでしょうねえ。

私も「池上線」がなければ、西島三重子という名前すら知らずに人生を過ごしていたかも知れないという意味で、とても思い出深い曲です。1988年バージョンが一番好きですが、昭和を思い出すという意味では、やはりオリジナルバージョンですかね。

西島三重子の本領は「池上線」だけではありません。無数の名曲があります。私的には女性のシンガーソングライターとしては、ユーミンに次ぐ天才だと思います。性格がストレートな方なので、あまり作詞をやらないのが玉に傷ですが、おそらく演技というのも得意でなく、持って生まれた性格・才能というのは仕方がありません。そのかわり声はユーミンとは比較にならないくらい深く美しいものを授かりました。ついでに美貌もと言っておきましょう。

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2009/06/19(金) 22:00~22:55 の放送内容
BS朝日 .うたの旅人 「池上線」西島三重子思い出のうた。懐かしのうた。喜びのうた。哀しみのうた。そのうたに誘われて、今、ひとつの旅がはじまる。
【ナレーション】渡辺美里

2009/06/26(金)22:00~22:55 の放送内容
BS朝日 再放送

http://tv.yahoo.co.jp/program/140319/?date=20090626&stime=2200&ch=3c97

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2009年6月18日 (木)

鳥の祖先

Photo 国立科学博物館の大恐竜展2009に行ってきました。今週の日曜日(6月21日)までやっています。南半球から発掘された珍しい恐竜が数多く展示されていました。私が最もかっこいいと思ったのはドロマエオサウルス科のウネンラギア。ウネンラギアというのは半分鳥という意味だそうです。

250pxconfuciusornisでもわからないのは、どうして空も飛べない恐竜が羽毛などを生やし始めたのかということです。もちろんいったん空を飛んでいたのが退化したということは考えられますが、それにしても最初は飛翔とは関係なく羽毛が発生したはずです。やはり気温が低くても活発に活動するために、羽毛が必要だったのではないでしょうか?もちろん羽毛を持つ生物の体温は一定に保たれていたのでしょう。

最近の研究により、現生の鳥類は始祖鳥の系統からではなく、孔子鳥・ドロマエオサウルスの系統から生まれたというのが定説です。もちろんこの頃の化石には信頼できるDNAは残されていないので、研究は解剖学的解析が主になっており、正確なことはわかりません。

Photo_3

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2009年6月15日 (月)

都響のシベリウス交響曲第1番

Photo シベリウス(1865-1957)は1891年にクレルヴォ交響曲をつくっていますが、なぜかこれはナンバーのついた交響曲としてカウントされず、交響曲第1番とされる曲は1898-1900年に作られました。

ウィキペディアによれば、「本作に着手する(1898年4月)直前の1898年3月にシベリウスはベルリンでベルリオーズの幻想交響曲を聴き、大きな感銘を受けたことを記している。そしてシベリウスは滞在先のベルリンで早速交響曲の作曲に着手したのだった。この頃のシベリウスは酒におぼれ浪費癖をおぼえ、自堕落な生活を送っていたのだが、この作品の作曲当初は酒も葉巻も控え作曲に集中した。しかしそれも長続きはせず、酒に酔ったあげく乱闘騒ぎまで起こしている。5月にはフィンランドへ帰り、国内各地を移動しながら作曲を進め、1899年の初めに完成させた。この年の初演の後、1900年に作品は改訂されている」とあります。

有名な2番、そして5番、7番などはときどき聴いていて、それぞれ静かな叙情と、悠然と盛り上がる美しい曲で好きなのですが、1番はあまり気に入った演奏がなく、すっかりご無沙汰していました。ところが名演奏は身近なところにありました。今回のマエストロ梅田が指揮する都響の演奏は、ほの暗い美しさと重戦車のように驀進する迫力を兼ね備え、ああこれがシベリウスの第一交響曲なのだと納得させられました。寺西甚之氏の解説によれば、この曲もあの「フィンランディア」と同様、ロシアの弾圧に対する愛国主義的な抵抗精神を表現したものだそうです。と同時にロシアの作曲家であるチャイコフスキーやボロディンの影響も濃厚にみられる作品です。

曲は佐藤路世氏のもの悲しいクラリネットのソロで静かに始まります。このメロディーは第4楽章のはじめにバイオリンで再現されますが、この雰囲気・・・くすんだ音ゆえのシベリウスらしい美しさ・・・がたまりません。第2主題もとても気持ちの良いもので、深い霧が晴れ上がるような感じです。その後の劇的な盛り上がりのすごさも都響ならでは。あと一息でベルリンフィルですね。マエストロ梅田(のだめカンタービレの裏指揮者)も、これだけシベリウスらしい美しさ満点で、スケールが大きく、かつビシッと引き締まった演奏で盛り上げたのはお見事というしかありません

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2009年6月14日 (日)

ナンバー プラス

Numberplus 文藝春秋から Number Plus 「完全保存版 FCバルセロナ 三冠への軌跡」が発売になりました。880円也。

バルサvsマンUのページをめくると、エトオとイニエスタの切れた顔、そして呆然とする3人のマンUディフェンダーの顔が、ものすごいコントラストで飛び込んできました。さすがにプロのカメラマンの映像はゾクッとします。メッシが醒めた顔で寄ってくるのがまた・・・。カメラは怖い。

よみがえる記憶。アドレナリンがボわーっと湧き上がってきます。最初のインタビューはチャビです。彼は語っています。
「ロナウジーニョがいたバルサはピッチの上で楽しさを発散していた。今季はメッシのおかげで、その楽しさが戻ってきている。いまほどサッカーが楽しいと思ったことはない」
「08-09シーズンのバルサは見る者を楽しませながら勝ち続けたんだ」
などと語っています。

メッシがグァルディオラ監督(ペップ)について語っているのが興味深かったです。
ペップは選手の健康管理に非常に気を遣っていたようです。飲料水の量、マッサージ、食事の時間、食事量制限、魚と野菜中心の食事、疲労度の細かいチェック、移動の日程、午前1時の門限、ワインとコーラの禁止などかなりうるさくやったようです。戦術的にはチャビも言っているように、リカーの方式を踏襲し徹底させたということらしいです。コンパクトなサッカーで相手にスペースを与えず、球を得たら高速なパス回しでポゼッションサッカーを展開するという点に変わりはありません。そして選手に規律を守らせることができたというのが、ペップの勝利なのでしょう。

イニエスタはチェルシー戦の起死回生のゴールについて語っています。インタビューでも、聞かれてから語り始めるまで30秒もかかっています。ゴールした後は興奮して、何を叫んだか覚えていないそうです。彼はまたいいことを言ってくれます「バルサのサポーターはスタジアムに美しいサッカー、楽しいサッカーを見て拍手するために来るんだ。眠りに来るわけじゃないんだ」。真弓聞いとるか?

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2009年6月13日 (土)

大町公園・動物園2

5 座っているミーアキャットも不思議(5)。しっぽが前にありますが、立っている時はしっぽは後ろ(6)。このほかにも多数の動物がいましたが、こじんまりとした動物園でした。徒歩で行くことをおすすめしますが、駐車場完備なので、車もOKです。ただし道がやや難しいので、地図をよく見ていくか、カーナビがあれば便利です。

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(プラス?)

↓おかしなトイレットのマーク???

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大町公園・動物園1

Photo 北総線の大町という駅(市川市)の近くに大町公園があります(地図参照)。大町駅から南少し歩いて左折すると、すぐ自然観察園の入り口があります。自然観察園・バラ園の中を通っていくと動物園に着きます(1)。

この動物園は四川レッサーパンダを多頭数飼っています。樹上で眠る姿がかわいい(2)。

ベンチに座ってゆっくり眺めることもできます。この人は微動だにせず、しかも下を向いて沈思黙考(3)。

オランウータンの親子もほほえましい。子供は段ボールで帽子をつくっています(4)。

1

2

3

4

続きを読む "大町公園・動物園1"

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2009年6月12日 (金)

JPOP名曲徒然草9: 「想い」 by CooRie

Lhca05075 CooRie というのは rino のセルフプロデュースプロジェクトだそうです。もとはデュオだったのが、今はソロでやっているとのこと。アニメの主題歌のジャンルでは多くの実績のある方です。もう7年も活動しているそうですが、私はアニメに関心が全くないので、この人も最近まで知りませんでした。作詞・作曲・歌をこなす才人です。

最近のアルバム「旋律のフレア」をたまたま聴く機会があって、そのラストナンバー「想い」というスローバラードの曲に感動しました。シンガーとしては声に伸びがなくて、あまり好きなタイプじゃないのですが、詞と曲はじっくりと聴かせるもので、何度聴いても引き込まれます。サイトをみると、まだ若いわりには、バート・バカラックやザ・スタイリスティックスが好きとのことで、ヘぇーっと思いましたね。

6月20日(土)に南青山マンダラ(http://www.mandala.gr.jp/aoyama.html)でライヴをやるそうです。

CD:「旋律のフレア」by CooRie, Mellow Head LHCA-5075

「想い」は12曲目(ラスト)で、作詞・作曲: rino

CooRie のサイト
http://www.peakasoul.jp/cooriehp/

旋律のフレア 試聴
http://www.dot-anime.com/music/ttl_LHCA-05075.html

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2009年6月 9日 (火)

ホームベーカリー

Photo MKのホームベーカリー・HB-100を9999円で購入。さっそくフランスパンを作ってみました。作業はとても簡単で、レシピのような量の水、小麦粉、イーストなどを容器にいれてふたを閉め、多少の設定をしてスタートを押せば、勝手にこねて、発酵させて、焼いてくれます。フランスパンの場合、通常の食パンより1時間くらい時間がかかって、約5時間で完成。

Photo_2 非常に良くできたマシンだと思いますが、まだ問題点もあります。焼いているうちに容器の中でふくらむので、逆さにしてたたいてもなかなか出てこない。熱いのでミトンは絶対に必要です。ミトンをはめて、かなり奮闘するのが艱難辛苦。あとはこねるために必要なスクリューの部分パンが欠けるということです(傷物のパンという感じ)。パンを出そうとして、スクリューを裏からガチャガチャやると、ますますその傷が大きくなります。

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2009年6月 6日 (土)

JPOP名曲徒然草8: 「Rain」 by 真璃子

Photo 真璃子は20世紀末に活躍した、一風変わったアイドル歌手です。デビュー曲は「私星伝説」。麻生圭子の凝った歌詞が印象的でした↓。
http://www.youtube.com/watch?v=qdNG_dUdygk

火曜サスペンス劇場の10代目主題歌:あなたの海になりたい」(1991年10月8日 - 1992年9月22日)で覚えている方も多いでしょう↓
http://www.youtube.com/watch?v=3kEFw8H1cGE

これだけの美形ルックスにもかかわらず、事務所の方針でコンサート、ライヴを行わなかったせいでしょうか、いまいちブレイクするところまではいきませんでした。プロモーションの典型的な失敗例だと思います。

アイドルとは言っても、ほとんどの作品の歌詞は自作で、なかなかの才能を発揮していました。適度に控えめでロマンティックな歌詞で好感が持てました。声はハスキー系、木綿系、シルキー系、元気系などとわけると、すこしスキマのある木綿系です。歌唱法はとてもフェミニンでありながら、決してベタつかず、むしろさわやかな感じすらする希有なものです。こういう感じのシンガーは彼女以降出現していないのではないでしょうか?

彼女のバラードのなかでは「元気を出してね」というアルバムに収録されている「Rain」という曲が出色だと思います。作詞:真璃子・作曲:水谷龍緒(=水谷公生)の素直で柔らかい感触の歌詞で、ドキュメンタリータッチでじわじわ浸透してくる感じのラヴソングです。曲も歌詞にぴったりと寄り添って進行し、ゆったりと盛り上がる感じで、聴くたびにはめられてしまいます。アルバム(中古)はアマゾンなどで流通していて、安価で入手できるようです。

「Rain」 in アルバム「元気を出してね」 PCCA-00007 PONY CANYON (1989)

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2009年6月 5日 (金)

サラとミーナ 55: ミーナをもてあますサラ

Img_0265 ミーナ! お前何やっとんねん。一方、サラはいつものスカした様子。

サムエル・エトオもそうですが、幼児の心がそのまま残っているような大人はいるんですね。ミーナは全く落ち着く気配がなく、子供のままです。ときにはサラのおなかに頭をつっこんで、離乳前の子猫のように爆睡しています。

ミーナとつきあうのはとても簡単ですが、2年半経過した今でも、サラとつきあうにはその場その場でデリケートな判断が要求されます。

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2009年6月 4日 (木)

死神タンパク質 p53

140pxcolumn_temple_artemis_ephesos_ p53 というタンパク質は医学的にはがん抑制のエースなのですが、生物学的にみればまさしく「死神」といって良いタンパク質です。写真はギリシャ神話における死神タナトスです。

生物が生きていくための情報はDNAに含まれていますが、その情報を使うために、まず細胞の核のなかでDNA情報のコピー(転写)が行われます。p53 はDNAに結合して、このコピーの段階に介入します。細胞が危機に陥ったときに、p53 は細胞分裂を止めるための情報や細胞自殺を司る情報のコピーを強化します。結果的に細胞が死に導かれることも当然あります。

この意味で p53 は細胞にとって「死神」です。しかし異常な細胞が増殖を無秩序に繰り返した場合、結局癌になって個体の生命を奪うことにもなりかねません。細胞の「死神」である p53 は、個体にとっては「救いの神」でもあるわけです。

以前このブログで自己貪食について述べました。自己貪食は生物がひとつの細胞であった時代(酵母など)から存在し、飢餓などの悪条件で生き延びるために、自分自身の一部を分解してエネルギーを得るというシステムです。細胞内に生じたゴミを処理するという役割もあります。細胞にとっては「救いの神」と言えるものです。では酵母に「死神」は必要でしょうか?

その答えは明らかです。単細胞生物がたとえ癌細胞のように無秩序に増殖したとしても、誰も困らないわけです。もちろんこれはエラーが生じたときの話で、日常的に異常な増殖をする(そのような場合、染色体やDNAに異常が発生する)ようでは種の存続に問題が生じるので、もちろん単細胞生物といえども日常的には増殖はきちんと制御されていて、正しく親細胞と同じ娘細胞が2個生じるようになっています。ではありますが、もちろん単細胞生物にとって「死神」は生存のために必要ではありません。

一方多細胞生物は、構成する細胞がそれぞれ別の機能を持ち、全体の連携によって生存するわけです。個々の細胞が勝手に増殖しては全体のバランスが保たれません。腸や血管が細胞で詰まると、たちまち個体は死の脅威にさらされます。したがって異常な細胞を殺すことは個体の生存にとって重要で、「死神」あるいは死刑執行人が必要となります。

「死神」である p53 はDNAに結合して、DNA情報のコピーに関与すると上記しましたが、p53 はその実体であるタンパク質の別の部位を使って、DNAとは無関係な細胞質においても、細胞を死に導く作用を持っています。すなわち p53 はひとつのタンパク質が複数の機能を持っているわけです。

実は細胞に含まれるミトコンドリアは昔独立の生物だったのですが、ヒトがまだ単細胞生物だった頃、細胞内にとりこまれて共生をするようになったと言われています。ミトコンドリアはホストに多くの遺伝子を奪われましたが、その見返りなのかホストを死に導くシステムを獲得しました。p53 はその自殺システム(あるいはミトコンドリアによる自殺的反乱-ホストが死ねば自分も死ぬ)を起動する機能を持っています。

最近わかったことは、「死神」p53 が「救いの神」である自己貪食を抑制するという機能を持つということです(1)。詳しいメカニズムは検討中だそうです。ところが面白いことには自己貪食を司るオートファゴソームという細胞内の風呂敷のようなものは、ミトコンドリアをすっぽり包んで殺すこともできるのです。まさしく細胞の中は殺すか殺されるかの修羅場です。ミトコンドリアが殺されてしまっては、死神も自殺システムを起動することができません。

このような非常に重要な機能を持っている p53 ですが、普通このような場合、一つの遺伝子がつぶれても他の遺伝子が代わりを務めるようなスペアが存在するのですが、p53 にはそのようなものは存在しないようです。これは p53 が細胞を死に導くいくつかのラインを持っているので、一つが突然変異によって不活化されても、p53タンパク質の変異を受けなかった部分によってほかのラインが働き、なんとかなるということがその要因ではないでしょうか。

それでもほとんどの癌で p53 の遺伝子が変異しているか、p53タンパク質の量や機能が抑制されているというのは驚異です。これはまた p53 の遺伝子治療が成功すれば、多くの癌が縮退するだろうという期待にもつながるものです。

1) Cytoplasmic functions of the tumor suppressor p53. DR Green, G Kroemer, Nature 458, 1127-1130 (2009)

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2009年6月 2日 (火)

バルサ: 私のサムエル

Photo_2リアソールでの最終戦。サムエル・エトオ(1981~)は今期最後の素晴らしいゴールを決めました。残念ながらピチーチ(得点王)はアトレチコのフォルランにもっていかれてしまいましたが、なにしろ3冠を獲得したチームのエースストライカーになったわけですから、大満足の1年だったことでしょう。最終戦で30点目を入れて、バルサ在籍トータルで130点をとったということも素晴らしいチームへの貢献です。

彼がいつも心配しているのは、カンテラ上がりのプレイヤーたちが、仲間内でのプレイを優先して、外様に冷たくするんじゃないかということです。ですから、チャビ・イニエスタ、そして最終戦でのボヤンなどがラスト・パスをくれると、とても安心するのだと思います。まあメッシのパスは、たいてい自分に返ってくることを前提としたワンツーなのですが、これは子供の頃からの習性だと思うので、その点はエトオも理解していると思います。ただロナウジーニョ(現ACミラン)はほとんどの場合「さあ シュート打ってくださいよ」というパスをくれたのに比べると、メッシはエトオにとって非常にやりにくいパートナーではあるでしょう。しかし遠慮なくやりあったりもした同年代のロナウジーニョと違って、メッシに対しては年齢差もあるしカンテラ上がりでもあるということで、エトオもかなり遠慮しながら接しているという感じがうかがえます。

エトオがピチーチを獲得できなかったひとつの理由は、PKをメッシと折半していることにあります。しかしこうなったのも、エトオの精神的な弱さがひとつの要因なので、あまり文句も言えません。実際ワールドカップ予選でPKを躊躇して、結局ウォメに譲ることになったという前科もあります(ウォメがはずして、カメルーンは出場を逸した)。私の意見としては、エトオはPK蹴るのはやめて、全部メッシに譲ったほうがいいんじゃないかと思います。ピチーチはあまり意識しない方が、彼自身のためにもチームのためにも良いのではないかと思います。バルサは3トップのチームなので、時にはアンリにおいしいシュートを譲ってあげることも重要でしょう。

エトオはMFとしてのテクニックは普通で、名人イニエスタやチャビとは比較できませんが、FWとしてのテクニックには、瞬時の突進、ボディバランス、切り返し、体の反転、GKのタイミングをはずす頭脳的プレイ、スペースを作るためのフェイク、キックの多彩さなど、なかには地味で目立たないものもありますが、総合的に素晴らしいものがあります。あと前線のDFとしても、体力の温存を要しないときは、激しく動き回って相手のパスをディスターブするという能力もあります。

でも私がエトオを応援したくなるのは、むしろ彼の精神的な弱さのせいですね。ちょっとしたことですぐ折れてしまいそうになる繊細な精神構造が、いつも彼の目に現れていてドキドキします。ピッチ外ではかなり子供っぽいところもあります。「くそマドリーは王者に敬礼せよ」などとマイクでまくしたてて物議をかもしたり、故障で入院したときに、チームメイトが誰もお見舞いに来てくれなかったので、がっくり落ち込んでしまったということもあるそうです。彼が最も必要としているのは、ピチーチやバロン・ド・オルの栄光ではなく、チームメイトやファンの母親のような愛情なのです。

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2009年6月 1日 (月)

JPOP名曲徒然草7:「孤独の部品」 by 高橋理奈

Photo高橋里奈は頻繁に改名しています。高橋リナ時代の 「Je vis」 というアルバムはとても気に入っていて、過去にもこのブログで紹介しました↓
http://morph.way-nifty.com/grey/2006/12/post_2cd9.html

歌手以外にも、モデルや女優の仕事もしているようです。

今日は高橋理奈時代のアルバム「裸の水」に収録されている「孤独の部品」について。売野雅勇氏のぎょっとさせられるようなタイトルですが、はまるのは千住明氏の曲のコントリビューションも大きいように思います。スローバラードを作曲するのは、作曲家にとって、とても困難なことだと思います。いくばくかの新鮮さを感じさせられるようなスローバラードのメロディーをつくるのは、小手先の技術がきかないので、本当の天才でないと不可能なのではないでしょうか?

千住明氏はアレンジャーとして有名ですが、クラシック音楽の作曲家でもあります。この曲もクラシック風の落ち着いたメロディーとファンタジーが充満した名曲です。もちろんアレンジも千住明氏。アマゾンをみたら42枚も売りに出ていたのでびっくりしました(1円で購入可能)。

収録アルバム
「裸の水」高橋理奈 PICL-1136 PIONEER LDC (1997)

高橋理奈 
試聴

http://www.amazon.co.jp/%E8%A3%B8%E3%81%AE%E6%B0%B4-%E9%AB%98%E6%A9%8B%E7%90%86%E5%A5%88/dp/B00005FXZF/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=music&qid=1243848209&sr=1-3

写真
http://www7.ocn.ne.jp/~paco/rina_takahashi.htm

千住明氏のHP
http://www.akirasenju.com/

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2009年5月30日 (土)

新型ナイス蚊っち

Photoついにうちにも蚊が登場。
「ナイス蚊っち」 が活躍する季節になってきました。
この奇妙なアイテムは、西島さんに教えていただいたのですが、蚊を退治する効率より、むしろ感電させて退治したときの快感がポイントです。

改良型も出ました。網を三重化して、フレームも強化されています
お値段が¥498というのも魅力↓。

http://www.rakuten.co.jp/fujix/514143/443175/717147/

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2009年5月28日 (木)

バルサ: 欧州を制覇 そして3冠を獲得

Photo欧州サッカーの頂点を決めるチャンピオンズリーグ・ファイナル。バルサが対戦するのはマンU。マンUは昨年の優勝チームで、チャンピオンズリーグ25連勝の強豪です。2連覇をねらっての登場。一方バルサはすでにコパ・デル・レイ、リーガ・エスパニョーラを制覇し、3冠をねらいます。

バルサはFW:アンリ・メッシ・エトオ。クラシコでもやった、メッシを1.5列目の中央にローカライズする作戦です。中盤はチャビと回復が間に合ったイニエスタ。底はブスケツ、DFはシウビーニョ・ピケ・ヤヤ・プヨール。GKはバルデス。マンUはクリロナをCFで使ってきました。左にルーニー、右にパク・チソンを従えて、ギグスが司令塔。ダブルボランチがキャリックとアンデルソン。DFはエブラ・ヴィディッチ・フェルディナンド・オシェイの布陣。GKはファンデルサール。

マンUは開始早々激しく攻撃をしかけてきました。クリロナのシュート力にかけた布陣なので、さっさと1点取って、あとは守備力にものをいわそうという作戦でしょう。ロナウドのFKはバルデスが止め損なって、非常に危ない場面でした。10分までバンバンシュートは打たれるは、球のキープもできないわで、圧倒的にマンUのリズム。これはきつい試合になりそうだと思っていましたが、10分にイニエスタがスルスルと中央を進出して、右のエトオにパス。あまりに序盤のサッカーがうまくいっていたので、マンUのDFに気分的な空白ができていた感じです。

パスを受けたエトオは、一発の切り返しでヴィディッチを置き去りにしてGKと1:1。キャリックがスライディングしてくる寸前の一瞬にトウで蹴り込みました。GKのタイミングより一瞬早い、技巧的なシュートにしびれました。わがガラスのエースは感激のあまり落涙。まだまだ早いよ。

この1点でガラッと雰囲気が変わって、バルサはいつものポゼッションサッカーを展開できるようになりました。いつもと違っていたのは、おそらくペップは両サイドバックに、守備重視の指示を出していたと思われます。サイド深く突入して、中央にクロスをあげるようなプレイは厳禁されていたかもしれません。敵陣でパスを受けても、シウビーニョはほとんどバックパスでもどすというプレイで自重していました。

アナウンサーも言っていましたが、前半はあっという間に終わってしまいました。すごくレベルの高い試合はたいていこんな感じです。後半マンUはアンデルソンをテベスに替えて点を取りに来ましたが、全体的にはバルサペースの試合ではありました。もちろん1点差なので、すごい緊張感です。お互いに守備陣が頑張って得点を許しません。マンUはさらにパク・チソンをベルバトフに替えて超攻撃的にきました。

この厳しい試合に決着をつけたのは、右サイドからゴール前へのチャビのクロスでした。これがピッタリメッシの頭に合って、めずらしいメッシのヘディングによるファインゴール。バルサはマンUを完封し、ビッグイヤーを獲得しました。どんなに強力な攻撃力を持ったチームも、球を保持できなければ何もできないということを実証したバルサでした。ポゼッションサッカーの勝利です。

バルサのソシオとして monchan としては最高の年になりました。リーガの第1,2戦をみていた頃には、誰もこのような驚異の成功は予想できなかったでしょう。コパ・デル・レイも獲得できたと言うことは、控え選手の活躍もめざましかったということで、全員で獲得した3冠です。今日は飲んだくれるぞ。

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2009年5月27日 (水)

Meちゃんの若き日々

身辺整理をしていると、懐かしい資料が・・・。
そして感慨にふける。
ああこれじゃいつまでかかることやら。

Me1私はワーナーパイオニア時代の西島三重子(Meちゃん)は知っていてファンではありましたが、ラジオやテレビを通じてであり、コンサートに出かけることはありませんでした

コンサートに行くようになったのは、テイチク時代からです。当時の懐かしいチケットが出てきました。ぴあはまだなかったのではないでしょうか。このような質素ながら、デザインに工夫を凝らしたチケットを刷っていたようです(1)。

Me2 当時はスタッフ・ギャングというプロダクションがイメージ通信というFC誌を発行していました。マイクスタンドをつかんで歌う姿が初々しい感じがします(2)。

Me3 テイチク時代のMeちゃんのアルバムでアレンジを担当していた井上鑑氏のコメント。Meちゃんを評して「ガンコで、頑張り屋で、持論をはっきりと主張し、心優しく、意志的に人生を切り開く人」と記しています(3)。

Meちゃんと仕事をするのが、とても大変だったことが窺えますが、いじめられながらもやっぱりMeちゃんが好きで、次の仕事がくるとまた引き受けちゃうという彼の心情がにじみ出ています。

5 の記事に出てくるケーキ屋さんはいまでも健在。

ラ・ポムベールのURF
http://ldl.co.jp/lpv/index.html

6 では松尾由起夫氏が、また別の側面からMeちゃん評を書いています。そうですね、井上さんのみた面と松尾さんのみた面が、どちらもMeちゃんの真実なのでしょう。最後の写真は屈託なくて、好きなポートレイトの一つです。

Me4

Me5_2

Me6 

Me7

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2009年5月26日 (火)

バルサ: いよいよチャンピオンズリーグ決勝 ローマでマンUと激突

800pxcolosseum_in_rome2c_italy__aprいよいよUEFAチャンピオンズリーグ決勝が5月28日(木)夜明け前、午前3時45分からローマのスタディオ・オリンピコで開催されます。フジテレビで午前3時35分から実況中継されます。

FCバルセロナ(バルサ)×マンチェスター・ユナイテッド(マンU)の対戦となります。グループリーグやトーナメントを勝ち抜きここまで来るには、実力のみならず運もなければいけません。なかなかチャンスはありません。

バルサとしてもなんとか勝ちたいところなのですが、左SBのアビダル、右SBのダニを出場停止(ダニは負傷もあり)で欠く予定で、非常に厳しい戦いになりそうです。しかもマルケスは故障で欠場、イニエスタも負傷から回復の状況が微妙です。左はシウビーニョ、右はプヨールになりそうで、CBも急造のヤヤで間に合わせざるを得ません。この布陣でマンUに勝つのは厳しいですが、アンリが何とか間に合いそうなのは唯一の救いです。

メッシ、エトオ、チャビ、ブスケツ、ピケあたりはコンディションをきっちり整えて出てくると思われるので、思い切り暴れてほしいですね。私が一番楽しみにしているのはシウビーニョ(またはカセレス、あるいはプヨール)がクリロナをどうつぶしてくれるかですね。シウビーニョは今年限りでバルサを去るらしいので、最後に最高の思い出を作ってほしいです(ベレッチがそうであったように)。ペップも今回は彼をスタメンに起用してくれると期待します。

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2009年5月25日 (月)

自己貪食(オートファジー)と脂肪

Autophagy貪食(ファゴサイトーシス)というとモーゼの十戒を思い出しますが、医学・生物学的には血液中などに存在するマクロファージや好中球という細胞が、細菌などの病原体や異物が侵入したときに、それらを食べて細胞内で消化し、無害化するという機能を意味します。これらの細胞は体の中を常時パトロールしています。

これに対して自己貪食(オートファジー、写真)というのは、このような特殊な細胞だけでなく、一般の細胞が持っている機能です。具体的には細胞の一部を膜で囲い込んで、その内容物を分解します。何のためにこのような機能があるのかをみつけたのは大隅良典博士らで、酵母では餌が少なくなったときに、自らの細胞質にあるタンパク質を脂質の膜のなかに取り込んでアミノ酸に分解し、こうしてできたアミノ酸を栄養源として生き延びることがわかったのです。この機能を担う遺伝子を欠損する変異体は飢餓に耐えられない弱い細胞になります(1)。

その後このような機能は多くの生物が共有してるばかりでなく、そのほかにも様々なバリエーションがあることが明らかになってきつつあります(2)。ヒトの場合も、飢えると肝臓などでオートファジーが増加して、エネルギーと栄養源としてのアミノ酸を供給することが知られています。ウィキペディアのオートファジーの項目をみても、いらないタンパク質の分解が特に強調されています。

ところが最近、自己貪食(オートファジー)によって脂肪滴が分解されて、エネルギーと脂肪酸が供給されることがわかりました。つまりオートファジーを薬で止めると、脂肪の蓄積が増えます(3)。というわけで、オートファジーを促進すれば、どんどん脂肪が分解されて効果的なダイエットができる・・・という可能性が示されたわけです。

1) Tsukada M, Ohsumi Y.:Isolation and characterization of autophagy-defective mutants of Saccharomyces cerevisiae., Isolation and characterization of autophagy-defective mutants of Saccharomyces cerevisiae. FEBS Lett. 1993, 333, 169-74
2) Nishikori K, Morioka K, Kubo T, Morioka M.: Age- and morph-dependent activation of the lysosomal system and Buchnera degradation in aphid endosymbiosis., J Insect Physiol, 2009, 55, 351-357
3) Singh et al.: Autophagy regulates lipid metabolism., Nature, 2009, 458, 1131-1135

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2009年5月23日 (土)

サラとミーナ 54: 猫は平和な日々 しかし虎は沈没寸前

Img_0250_5今日も平和な日々のサラとミーナです。ただサラは相変わらず風邪気味で、鼻をズルズルやっています。お医者さんもあまり取り合ってくれないのですが、深刻な状況ではないとはいえ直らないのはこまります。私自身も今年の冬は風邪をひいて以来、ずっと咳が直らなくて困りました。喘息らしくて、もう一生直らないかと思いましたが、なんとか完治しました。

Img_0243

話はとびますが、最近の阪神タイガースの低迷ぶりにはがっかりです。それにひきかえヤクルトなどは、最近だけ見てもペタジーニ、ラロッカ、グライジンガー、ラミレス、稲葉、岩村などという超一流選手を次々と放出してもなお、巨人にしぶとく迫る2位。昨日のタイガースのスタメンには3割打者ひとりも無し。これは選手をせめるより、明らかにタイガースのスカウティングスタッフ・首脳陣が、ヤクルトと比べてあまりにボンクラです。

かといって真弓を岡田にもどすというのは賛成できません。岡田は一時代を築いたということで終わらせてあげたいです。そんなにOBに人材がいないのなら、ボビーを連れてくればいいじゃないですか。タイガースは観客動員数がトップなのですから、優勝して当然なのです。

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2009年5月20日 (水)

マランツPM-13S1

Img_0105 この機種(マランツ PM-13S1)にするか、アキュフェーズやラックスマンのローエンドの機種にするか少し迷いました。高級料亭というのはメンツやプライドがあるので、一番安いコースでも、決して妙な料理は出しません。しかし結局、CDプレーヤーをマランツのものにしたことと、この機種が外観・内容共に高級感があって、音についても納得したという理由で決めました。肉厚のアルミパネルや立派な覆いのついた高級トランスはくすぐるものがあります。アキュフェーズやラックスマンの製品には大きなレベルメーターがついていて、何か測定器を思わせるものがあるのも気になりました。PM-13S1の威圧感のない、適切なサイズも気に入りました。

音はコンサートホールでクラシック音楽を聴いた場合にかなり近いと感じました。もっとビシッとメリハリの効いた音(例えば渋谷のライオンの音みたいな)が好きな方は、別の機種にしたほうがいいと思います。私自身はクラシックとJPOPがメインなので、この柔らかくて奥行きがあり、繊細で分解能の高い音造りが気に入っています。ボーカルはきわめて自然な音です。意図的に厚みや暖かさを加えた音が好きな方も、別の機種にしたほうがいいでしょう。

使い勝手はかなり特殊です。写真でもわかるように、ファンクションとボリューム、どちらのノブにも刻みも表示もありません。ファンクションを回すと、真ん中の窓に「CD」などという表示が現れます。ボリュームもやはり窓に-○○dBという表示が出ます。CDトレイの動作はのんびり目。ファンクションとボリューム以外のスイッチが小さいのも気になります。私も含めて、この点は気に入らないという人が多いかも知れません。前面パネルを照らすブルーライトはなかなかおしゃれで、私的にはナイス。このためにライトを消して聴きたくなります。

結論的に言えば、オーディオファンより、コンサートホールでクラシック音楽を聴くのが好きな人にお勧めです。ポップスやボーカルファンの方は、この傾向の音がお好みならどうぞという感じ。ジャズファンには考え物でしょう。私自身は15年くらいは使いたいと思っています。いい音とはどういうものかというのを、この機種と、CDプレーヤーSA-15S2に教わったような気がします。

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2009年5月18日 (月)

JPOP名曲徒然草6: 「見つめてほしい」 by Sincere

Sincere の「EVERY WOMAN」というアルバム(1995年発売)は、JPOP の歴史の中に燦然と輝く名作だと思うのですが、商売としてはそれほど成功したとは言えないようです。しかしその後シングルを4枚出版していると言うことは、周囲の人々の評価は高く、みんな頑張ったということなのでしょう。21世紀になってからは消息がわかりません。ご存じの方がおいででしたら、ライヴなどの情報をいただけると嬉しい。

このアルバムは11の愛のかたちを Sincere が歌うという趣向で、詞も曲もつぶぞろい。Sincere の声はハスキーでセクシー、しかも上手い。なかなか1曲選ぶのは難しい。私的には下記 b の引き潮が一番引き込まれますが、最も耽美的な曲と言えば a の見つめて欲しいではないでしょうか。有川正沙子の詞と玉置浩二の曲が激しく融合し、Sincere の歌で静かに、しかしやむことのない感情がどくどくとあふれ出してきます。

ビデオや歌のアップは発見できませんでした。CDは現役盤です。中古も豊富に流通しており、入手は容易です。このアルバムを支持した人が結構いたということでしょう。

「EVERY WOMAN」

You are my love
青空が見えない
見つめてほしい・・・a
メビウスの掟
Magic of love
冬の翼
Day after day
引き潮・・・b
Crazy thin'
All of my love
Every woman

1)CD一覧
2) http://www.amazon.co.jp/EVERY-WOMAN-Sincere/dp/B00005N3P5(中古)
3) http://listen.jp/store/cddetail_4988002308637.htm(新品)
4) http://melo.tank.jp/music_detail.php?item_id=B00005N3P5(携帯の場合のみ無料着うた着メロ試聴)

Everywoman

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2009年5月17日 (日)

バルサ: コパ・デル・レイ ファイナルを制す そしてリーガ優勝!

Braugrana今年の国王杯(コパ・デル・レイ)決勝戦は、バレンシアCFのカーサ・エスタディオ・デ・メスタージャで開催です。そしてなんとスタジアムはビルバオのファンで超満杯。そのなかにパラパラとバルセロニスモがまじっています。もともとスペイン内戦では、バスクとカタルーニャは盟友だったので、このような不思議な光景がみられたのでしょう。チケットの売り方もスペインらしく、いい加減だったのも事実でしょう。それにしてもビルバオファンの熱情には圧倒されました。

バルサはアンリ・イニエスタ・マルケスが故障で出られないため、FW:エトオ・ボヤン・メッシ、中盤ケイタ・チャビ、底はブスケツ、DF:プヨール・ピケ・ヤヤ・ダニ、GK:ピントです。アスレティック・ビルバオも、このような熱狂的なファンの声援に応えないわけにはいきません。ジェステを中心に激しくからんできます。

バルサも試合を支配できず、先制点はビルバオに。9分、ジェステのCKをトケーロがケイタの上からヘッドで押し込みました。しかしバルサも31分、中盤が自由にならないならということで、ヤヤが最後方からずるずるドリブルで進出し、一人抜いて強烈なミドルシュート(実は得意なパターン)。これがゴール右隅に吸い込まれて同点。このあたりから、中盤がバルサのペースになります。

後半9分、右の深い位置からエトオがシュートし、GKがはじいた球を中央からメッシが豪快にたたき込んで逆転。さらに12分、センターラインあたりからメッシの縦パスがボヤンにつながり、DFはついていたがボヤンが巧妙なシュートを右ポストにあててゴール。

このあとダニが頭にカンをぶつけられ昏倒するという事件が起きますが、まわりのビルバオファンの協力で、この悪漢は逮捕されました。ダニも結局無事だったようでよかったです。最後の仕上げは18分、左45度のFKをチャビが左ポストにあててゴール。バルサは堂々のコパ・デル・レイ優勝を決めました。

試合終了後もほとんどのビルバオファンがスタジアムに残って、バルサ優勝とビルバオの健闘をたたえていました。お蔭で素晴らしい表彰式になりました。

そして16日のビジャレアル:マドリー戦で、ビジャレアルが3:2でマドリーを負かしたため、バルサのリーガ優勝がタナボタで決定しました!!!!!

そしてあとはローマでマンUを葬るのみになりました。

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結婚式@アルカンシェル横浜

甥の結婚式があり、横浜まで出かけてきました。ジャニーズ系の新郎に気さくな感じの新婦。なかなかいい感じです。

Photo

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2009年5月15日 (金)

本郷三丁目の名曲喫茶「麦」

Img_0110 地下鉄丸ノ内線本郷三丁目駅の改札を出て、右の本郷通りの方に30秒くらい歩くと、珈琲250円という看板が見えます。ファーストフード店ではありません、昔懐かしい名曲喫茶「麦」です(写真上)。

その佇まいは昔から変わりません。4年くらいご無沙汰していて行くと懐かしい友人にばったり会い、その4年後に行くとまた同じ友人に会ったということもありました。階段をトントンと下っていくと、地下にお店があります(写真下)。珈琲一杯で何時間でもOK。椅子は古ぼけてはいますが、ふわふわソファーです。

Img_0109 古ぼけたスピーカーから流れるクラシック音楽を聴きながら、のんびりと文庫本を読む。忙しい世の中から隔絶されたようなレトロな空間。オーナーはおそらく現代という時代とささやかに、しかししぶとく戦う隠れた勇者なのでしょう。昨日人と会う約束の時間より少し早く着いたので、珈琲を飲みながら贅沢な時間をすごしました。また4年後にも同じ時間を過ごしたいものです。

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2009年5月14日 (木)

男と女

164pxchromosome_y_svg_2 元参議院議員でタレントの野中昭如は、昔クロード野中という名前で「黒の舟歌」を歌っていたそうで、後に長谷川ひろしがカバーして、この曲をさらにヒットさせたと聞いています。私自身はこの曲は加藤登紀子の歌で知っています。冒頭「男と女の間には 深くて暗い川がある・・・」という歌詞がありますが、さてその深くて暗い川とは何でしょうか?

もちろん男と女の違いはXX、XYという染色体構成の違いに基づくものということがわかっています。ヒトは23対46本の染色体を持っていますが、オスのXYというペアは、他の染色体ペアとは異なり、本当のペア(相同染色体)ではなく、ただ一緒に行動すると言うだけの見せかけのペアなのです。その証拠にX染色体には1098もの遺伝子があるのに、Y染色体(図)にはたった78しか遺伝子がありません。つまりほとんどのX染色体上の遺伝子は、オスの場合ペアとなる相手の遺伝子がいないということになります。それだけオスの方が遺伝情報のスペアがなく、脆弱な生物だということです。

さてそれではY染色体上の78の遺伝子には、X染色体上にペアとなる遺伝子があるのかというと、あるものとないものがあります。ペアがある遺伝子は図の染色体の上端と下端に限局して存在し、その他の中央部分にある、おそらく50個弱の遺伝子が相手がいない、男だけが持つ遺伝子だそうです。このなかには精巣をつくるSRY遺伝子、精子を作るDAZ遺伝子、背を高くする遺伝子などがあります。だいたいは男の肉体的特徴に関係したもののようです。男と女の間の深い川をつくるのはこれらの遺伝子だけなのでしょうか?

メスはXXという染色体構成ですが、これまでの研究で片方のXは不活化されて、通常はすべての遺伝子が発現を抑制されているとされていました。しかしカレル博士等の最近の研究(1)により、実は本来の15%位は発現していて、場合によっては75%以上発現しているものもあるらしいです。とすれば男のX染色体は~100%の発現ですが、女では175%くらいまであり得るということになります。しかもやはり最近のネルソン博士らの研究(2)により、X染色体に含まれる遺伝子の少なくとも10%が「知恵遅れ」に関与していることがわかりました。すなわちX染色体はこころの問題に大きく関わっているようです。

そうすると「深い川」の要因としてY染色体ばかりでなく、X染色体もかかわっている可能性があるのでしょう。女性の場合、脳のある部分の細胞におけるX染色体の発現の程度により、女度 1 の人から、2 に近い人までのバラエティーがあるのかも知れません。1 に近い人は、体の性的特徴は完全に女性でもメンタルにはほとんど男で、逆に 2 に近い人は究極の女性ということになります。そういえば、男との間の深い川なんて全く感じさせない女性もまわりにいますよね。

1) L Carrel and HF Willard: Nature 434, 400-404 (2005)
2) DL Nelson and RA Gibbs: Nature Genetics 41,510-512 (2009)

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2009年5月13日 (水)

JPOP名曲徒然草5: 「フェリアの娘」 by 芳本美代子

Myokoimage芳本美代子は1985年に「白いバスケット・シューズ」でデビューしたアイドルでした。同期に中山美穂・南野陽子・松本典子・斉藤由貴・本田美奈子・浅香唯・森口博子・井森美幸・森川美穂・いしのようこなどがいた、最後の女性アイドル全盛時代でした。その後おにゃんこクラブやもーむすなどのまとめ売りに変質しました。彼女はその後女優に転身。私が印象深かったのはトリック劇場版ですかね。

でも彼女の真骨頂はやっぱり歌。アルバム「I'm the one」は彼女の絶頂期に制作されたものですが、アイドル歌謡というよりかなり山川恵津子の個性的でハイスピードな曲に傾いています。しかしその中で変わり種とも言える2曲目の「フェリアの娘」は、異国情緒とやさしく穏やかな表情の歌が不思議にマッチしていて忘れられない曲です。フェリアというのはセビージャ周辺で行われる春のお祭りで(火曜日から日曜日まで続き、学校もお休み)、親戚・知人・友人がそれぞれのテントに集まってフラメンコのような踊りを踊って楽しむようです。

この曲もイントロはカスタネット。でも激しく踊り歌うという感じでは全くなく、むしろ影のあるミディアムスローのナンバーで、私にとってはヒーリングミュージックです。「裏窓の影絵 重なり合うのを見かけた 入り組んだ路地は 白壁のサンタ・クルス・・・」なかなかいいんじゃない? 廃盤ですが、中古品は豊富に流通していて、入手は容易でしょう。芳本美代子というボーカリストは、アップテンポの曲やハードロックもそれなりにこなしていますが、実はミディアムスローなナンバーを、肩の力を抜いて爽やかに歌っているのがベストパフォーマンスだと思うのは私だけ?

「フェリアの娘」作詞:戸沢暢美・作曲:大村雅朗
in 「I'm the one」TEICHIKU 30CH-251 (1987)

芳本美代子HP:
http://ameblo.jp/yoshimoto-miyoko/

ウィキペディア:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B3%E6%9C%AC%E7%BE%8E%E4%BB%A3%E5%AD%90

フェリアって?
http://www.nta.co.jp/ryoko/tourcon/2001/010502/
http://www.neko-tabi.com/orient/page/000119.html
http://www.flamencoole.com/spain/13.shtml

試聴(I'm the one):
https://trade-me.jp/Cd/detail/JP1140007374

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2009年5月11日 (月)

バルサ: ロスタイムに不覚

Braugrana_3マドリーがバレンシアに破れたことで、今日勝てば優勝。カンプノウはリーガ優勝の瞬間に立ち会いたいというファンで満杯。すごい雰囲気です。相手はイエロー軍団のビジャレアル。バルサはアンリ、マルケスが今期絶望らしく、FW:イニエスタ・エトオ・メッシ、中盤:ケイタ・チャビ、底:ヤヤ、DF:アビダル・プヨール・ピケ・ダニのメンバーでビジャレアルを迎撃します。ビジャレアルもチャンピオンズリーグ出場権がかかっているので消化試合というわけではなく、中盤にテクニシャンをそろえて、かなり攻撃的にやってきました。

先制点は意外にあっさりとバルサが取りました。左サイドのアビダルから、するするとエリア近くに進出するケイタにパスが出て、ケイタがミドルシュートを打つと、これがスライディングタックルにくるDFの足に当たって絶妙のゴール。しかし21分ヤヤが自陣でロッシに後ろから球を奪われ、イバガサ→ロッシ→ジョレンテとうまくつながれて失点。26にはやはりイバガサからロッシの頭に合わされて強烈なヘディングシュートを打たれましたが、これはバルデスがなんとかセーヴ、さらにこぼれ球をケイタが掻き出して事なきを得ました。

そして35分、チャビがFKから早めに隣のメッシに出し、メッシがイニエスタにスルーパス。これが少し狂ったのですが、イニエスタがスライディングして球を止め、すぐに立ち上がって中央のエトオに低いセンタリング。これをエトオがうまく合わせてゴール。さらにロスタイムに、失敗を重ねていたダニのFKがやっとこさ入って3点目。

これでもうバルサの優勝は決まったかのようで、後半ははじめからカンプノウの観客席はお祭り騒ぎ。10分には早くもウェーブが起こるくらいでした。しかしこれはひいきの引き倒しでした。後半32分、なんとアビダルのショルダーチャージがレッドカードのファウルと判定され、退場でPK。4日前のレッドカードもおかしな判定でしたが、今回もショルダーチャージでレッドというのは記憶にありません。4日前のも含めて、あとで取り消されるのではないでしょうか。

わけのわからないPKをマティアス・フェルナンデスに決められて3:2。ペップはエトオ、チャビ、メッシを交代させてリードを死守しようとしますが、なんとロスタイムに縦パス1本で突破されてジョレンテに同点弾を喰らってしまいます。これで優勝はおあずけ。チェルシー戦セカンドレグあたりから連戦の疲労が出ているので、仕方ないと言えば仕方のない結果ですが、すぐにコパ・デル・レイの決勝戦が迫っているので、テンションを落とさず、最後の力を振り絞って戦って欲しいと思います。ペップもこの辺で腹を決めて、シウビーニョ・グジョンセン・カセレス・ボヤン・フレブ・ブスケツあたりの控え選手を活用してはどうでしょうか。

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2009年5月10日 (日)

ブダペスト・ストリングスのアルビノーニ協奏曲集

Albi トマゾ・アルビノーニはベニスの作曲家で1671年に生まれ、1751に死んだとされています。しかし1694年に作品1を献呈したということはCDの作品解説などに書いてありましたが、ウィキペディアなどを見ても、彼の生涯についてはほんとんどわかっていないようです。バッハが彼のファンだったことはよく知られています。彼が生きていた当時も、アルビノーニ自身を知る人は少なかったらしく、1740年にパリで作品10が出版されたときには「遺作」として販売されたそうです。実際には1951年まで、ベニスで健在だったそうです。

親が金持ちだったらしく、特にパトロンがいなくても作曲の仕事ができるという恵まれた環境だったようです。当時は修道院が孤児の女の子を集めて弦楽合奏団を組織し、演奏させて喜捨を募るという活動をおこなっていたため、アルビノーニはこの合奏団を指揮して、自作の曲を発表することができたようです。しかし後にオペラが売れて有名になり、忙しくなったようです。

生涯に52曲もオペラを作曲したそうですが、現在わずか1作品すら残されていないとは無念の極みです。彼の作品はドレスデンの図書館が収集保管していたそうですが、第二次世界大戦における連合軍の大空襲で全滅したそうです。「アルビノーニのアダージョ」は、ウィキペディアによればジャゾットの創作だということですが、下記のCDの解説には廃墟の図書館からメロディーの断片と低声部のみが発見され、ジャゾットが作・編曲したとありました。どちらが本当なのかわかりませんが、完全にジャゾットの作品だとすれば、どうしてジャゾットがこの1曲だけしか優れた曲を作曲できなかったのかがビッグクエスチョンです。

オペラに比べて、器楽曲は作品1から作品10まで多数の作品が残っています。器楽曲は出版社にとってペイしますが、さすがにオペラの楽譜は売れなかったのでしょう。まず聴くべきは作品9。特に9-2のオーボエ協奏曲(下記CDではトラック7-9)が素晴らしい作品です。ピエール・ピエルロ&イ・ソリスティー・ベネティーやホリガー&イ・ムジチの演奏などもいいのですが、私が推薦したいのはブダペスト・ストリングス。その優美なたたずまいは得難いものです。ただし昔出版したものは、もっと即興的で生気にあふれたものだった記憶がありますが、この2005年のCDもまたそれなりの良さがあります。だいたいこのような作品集を出版しようという心意気が素晴らしく、作品に対する熱心さが伝わってきます。

ビバルディーほど派手ではありませんが、彼の音楽には現実とは全く異なる別世界(天国とは少し異なる)に誘ってくれるような、現代のポップスで言えばタマス・ウェルズのような魅力があります。

Albinoni Concerti Op.5・7・9 Budapest Strings
Delta Music GmbH, Frechen 2005, 67 126/29 (CAPRICCIO)
(ブダペストストリングスのアルビノーニはアリアCDで各種販売。他多分
http://www.cadenza-cd.com/label/capriccio.html あたりでも売っていると思われます)

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2009年5月 8日 (金)

バルサ: 10人でローマへの道を切り開く

BraugranaUEFAチャンピオンズリーグの準決勝、スタンフォードブリッジでの 2ndレグ。カンプノウでの 1stレグでは0:0に終わったので、今回1:1以上の同点ならアウェイゴールの利でバルサ勝ち。とはいってもクラシコ直後のアウェイ戦ということで、バルサとしてはコンディション的に非常に苦しい試合です。

アンリとマルケスが故障。プヨールがカード蓄積で出場停止ということで、バルサはCBの人選が厳しく、今日はピケとヤヤという非常事態。左はアビダル、右はダニ。FW:イニエスタ・エトオ・メッシ、中盤:ケイタ・チャビ、底:ブスケツ、GK:バルデスです。

チェルシーはホームですが、基本的にはカンプノウと同様守備的な作戦。ドログバの一発を狙っています。しかし先制点は意外にあっさりとチェルシーがとりました。ランパードの打っとけシュートがヤヤに当たって、エッシェンの前にフワッとあがり、これをエッシェンがボレーシュートすると芯にあたって、ボールはバーに当たってゴール。これはもうどうしようもありません。

チェルシーは全員自陣でバルサの選手の前へのパスコースを徹底的に遮断して、シュートへの体勢を許さない作戦。これにバルサは苦しみました。チャビの調子が悪く、パスの精度が悪かったのも問題。エトオがチャビに本気で怒っているのをはじめて見ました。たまにボールをとられると、飛び出すドログバにパスされて、たちまち大ピンチですが、バルデスの活躍でなんとか失点を防ぎます。チャビからダニの頭に合わせたのがバルサ最大のチャンスでしたが、DFに寄せられてゴールならず前半を終了。

後半も早速ドログバがフリーになる場面がありましたが、なんとかバルデスがシュートを足で止めて命拾いです。そのうち大変なことが起きてしまいます。アネルカが飛び出して勝手に転倒したところ、1メートルくらい離れた位置にいたアビダルが一発レッドで退場。無茶苦茶です。もし東スポの言うように、UEFAの陰謀でバルサが勝ったというなら、こんな判定はあり得ません。百歩譲ってもカードなしのファウルでしょう。これでバルサは残り30分左サイドバック無しでの試合を強いられることになりました。

チェルシーもこのあたりでドログバは限界で、ベレッチを投入。守備固めにはいりました。36分、問題のピケのハンドは確かに手に当たっています。PKとられても仕方のない場面でしたが、シュートやラストパスを阻んだわけではないので、レフェリーとしてはとりにくいところでした。まあアビダルの一発退場と相殺です。

40分にはブスケツを下げてボヤンを投入。ペップも最後の賭けに出ました。43分にはペップがヒディングの肩を抱いて健闘をたたえる場面も映りました。そしてロスタイムに突入。ここで右サイドを駆け上がるダニからクロスがゴール前にあがり、これをエトオがポストになってメッシにパス。メッシがイニエスタにもどして、ドカンとイニエスタがミドルシュートを決めました。ウヮー。ペップもピッチ脇を全力疾走。

しかしこれでは終わらず。バラックが最後の強烈なシュートを打ちますが、ケイタが脇の下でクリア。バラックは猛抗議をしますがレフェリーは受け付けず、逆にカードを発行。バルサは10人でチェルシーを打ち破り、ローマへの道を切り開きました。決勝は5月27日ローマで、マンUと一発勝負での頂上決戦になります。

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パソコンの落とし穴 そして哀しき阪神タイガース

パソコンはまだまだ不完全な家電製品です。毎日同じような使い方をしていれば、ハードディスクがお陀仏になるとき以外は、ほとんど致命的なエラーは発生しませんが、何か新しいことをやるとトラブルが発生しがちです。

中身を一新して気分も新たに使っていた私のパソコンですが・・・・・

C:\WINDOWS\DOWNLO^1\CnsMin.dellを読み込み中にエラーが発生しました。メモリロケーションへのアクセスが無効です・・・・・というエラーメッセージが頻発するようになりました。これは全く遭遇したことのないエラーだったので、対処の仕方が全くわからず途方に暮れましたが、ウェブで調べたところ、よくあるエラーだと言うことがわかって一安心。

実はJWORDと言うソフトが、セキュリティープログラムによってスパイウェアだと認識されるからなのだそうです。対処法は以下にあります↓

http://www.jword.jp/help/help_faq_install_cnsmin.htm

私の場合このソフトを不完全に削除してしまっていたので、いったんもう一度インストールし直して(残っている部分が上書きされて完全になる)、その後アンインストールすればいいということで、なんとかエラーを修復できました。

しかしまだ落とし穴は待っていました。ある事情でパソコンを拡張起動せざるを得なくなり(セーフモードなどで起動するときには必須となる)、その画面の指示通り操作しようとしたら、ウンともスンともいいません。これも調べたところ、なんとUSBキーボードでは操作できないということがわかりました。あわてて、しまってあった古いPS/2キーボードに差し替えてみると、なんと操作できるではありませんか。これで何とか一命をとりとめました。

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今日はそぼ降る雨の中、夜は神宮に出撃しましたが、試合もそぼ降る雨のような2:1でヤクルトに敗戦。とぼとぼと家路につきましたが、ひとつよかったのはスタジアム通りからひとつ裏通りに入った(青山高校の隣)に新規出店のオフィシャルタイガースショップを発見したことでした。お店の前にあの亀山さんが仁王立ち。現役時代は好守・好走のスリムなライト亀山でしたが、最近はTVで見るとおり巨大化していました。ご挨拶して店内にはいると、小さいながらもきれいなディスプレイで、探しやすい感じでした。

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Y夫人からゴーフルをいただきました(写真)。有難うございました。

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2009年5月 6日 (水)

ハードディスクを交換

Img_0100 コンピュータのハードディスクをもう4年酷使したので、新しいものに取り替えることにしました。秋葉原で内蔵用500GBハードディスクを購入し、まず物理的にねじで取り付けました。これにまず失敗。個々のハードディスクをとりつける前に、ハードディスクケース全体を、もとのハードディスク(HDD1)ごととりはずし、新品HDD2をねじで固定してから、ハードディスクケースをパソコンに固定するというプロセスを経ないと、ちゃんとおさまりません。

さてこれでケーブルをつなげばOKかと思いきや、電源ケーブルはケース内にありましたが、肝心の S-ATA2 ケーブルがありません。考えてみれば、そんなケーブルがパソコン内で遊んでいると思う方がおかしいわけです。ふぇー! また販売店をさがすのも面倒。仕方なく通信販売で購入。ここで注意すべきは、ふつうのコネクターだとふたのボードがしまらなくなるので、やむなくL字型の端子のものを調達しなければなりませんでした(*)。

これで工作は終了。ATAのハードディスクは昔のIDEのハードディスクにくらべて、ディップスイッチの変換やバイオスによる設定などがなく簡単です。しかしこのままでは新品のハードディスクが増えただけなので、もとのディスクからOSなどを移さなければなりません。これがなかなかわけわかりません。ハードディスクに付属のソフト(Acronis True Image) を使いましたが、何が起きているのかよくわからないうちに終了。HDD2にはいくつかにわけてバックアップファイルがコピーされているだけでした。これはそのままでは使えません。

さて困りましたが、ともかくウィンドウズXPをインストールしちゃえということで、HDD2にインストールしました。そうして起動すると、なんとHDD1のXPは見えなくなっていて、自動的にHDD2から起動されることになっていました。Acronis True Image の仕掛けなのでしょうがよくわかりません。まあ結果オーライということで・・・。

ゴミ箱だけのデスクトップというのは実に新鮮です。しかしそうも言っていられないので、まずHDD1から必要なファイルをHDD2にコピーし、さらにHDD2にオフィスなどのソフトウェアをインストールしていきました。時間がかかりました。まだメールソフトの設定やネットとの接続が残っていますが、まあなんとかなりそうなところまでこぎつけました。ここまで通販待ちの2日を含めて4日間。しんどい話です。

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2009年5月 4日 (月)

JPOP名曲徒然草4: 「Fly Away」 by 石川優子

Flyawayimage 石川優子は1979年デビュー。ファーストアルバムは1980年の「Fly Away」。このユーチューブの画像は、デビューした年に発売されたシングル「クリスタルモーニング」。美しい声と言ってもいろいろなタイプがありますが、彼女の場合はまれにみるクリスタル系のキラキラと輝く美声。最初にこの曲を聴いたときには、詞曲より声の美しさにびっくりしました。

1990年に引退。1994年に結婚。近況については、ウィキペディアに少し書いてありました・・・・・2009年3月発売のCHAGEのアルバム「Many Happy Returns」に「ふたりの愛ランド2009」を収録。25年ぶりにデュエットでこの曲のレコーディングを行った。本人曰く、趣味はプロレス観戦で好きな選手は寺西勇、スタン・ハンセンとのこと。プロ野球西武ライオンズの応援歌「吠えろライオンズ」の作詞・作曲を手掛け、現在も応援歌として7回の攻撃時に球場に流れる・・・・・ということらしいです。いずれにしても元気で過ごされているようでなによりです。

下記が You Tube の画像
http://www.youtube.com/watch?v=-NOWlKF9u9A
http://www.youtube.com/watch?v=-NOWlKF9u9A&feature=related

右向三角をクリックしてしばらく待つと聴けました。

しかし今回紹介したいのは、「Fly Away」に収録されているタイトル曲「Fly Away」。作詞作曲:石川優子で、シンガーソングライターとしての実力を早くから示していました。デビュー当時、最も輝いていた頃の驚異の美声をゆったりとした曲で楽しめます。歌詞の内容は、私を捨てた男の街は土砂降りになれ!というヤケクソ的なものです。まあそれは驚異の美声のもとではどうでもいいわけですが。メロディーはなかなか美しいです。昭和歌謡曲というより、米国の古き良きスタンダードを彷彿させる作風です。

CD:ラジオシティー RCD-2017 (1986)
リマスターCD:ビクターエンターテインメント VICL63101 (2008)

このアルバムは下記のサイトなどで購入できるようです。
http://www.clinck.co.jp/merurido/dtl.php?ky=VICL63101
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2777247

PS:本日でこのブログも3年続いたことになります。読者の皆様に感謝します。相変わらずカオスの状態ですが、いつになったら美しく整理できるのか・・・。やれやれ。

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2009年5月 3日 (日)

バルサ: サンチャゴ・ベルナベウで歴史的勝利

Braugrana_2サンチャゴ・ベルナベウでのクラシコ。クラシコを見ずしてサッカーファンとは言えません。リーガファンだけのものにしておくのは、本当にもったいないです。試合前のうわさではメッシやアンリが欠場などという話もありましたが、ふたを開けてみれば、故障のマルケスを除いてはベストメンバーをそろえました。

FW:メッシ・アンリ・エトオ、中盤:イニエスタ・チャビ、底:ヤヤ、DF:アビダル・ピケ・プヨール・ダニ、GK:バルデス。一方マドリーはFW:ラウル・イグアイン、MF:マルセロ、ガゴ、ディアラ、ロッベン、DF:エインセ、メツェルダー、カンナバーロ、セルヒオ・ラモス、GK:カシージャスという顔ぶれ。グティーがケガで欠場ですが、むしろスナイデルがいないのは非常に有難い。

前半がはじまると、やはり両チームとも気合いがはいっていて、まさしく世界最高レベルのサッカーを展開しました。13分、右サイドをラモスが突破して走るうちに、中央でロッベンがヤヤにぶつかりつぶす。ヤヤが倒れているうちにラモスがクロスを上げ、フリーのイグアインにヘッドで決められました。

マドリーもさすがにカーサの試合では、ディフェンスラインを上げて攻撃的に来ました。しかしこの守備体系ではDFの後ろに広大なスペースができて、アンリが生きてきます。ペップはこの試合では特別な作戦をふたつたてたようです。一つ目はダニがなるべく守備中心のプレイをすること。二つ目はメッシを中央の 1.5列目におき、エトオを右サイドに移す。エトオは不満だったでしょうが、まあ最近お疲れ気味なので致し方ないでしょう。

この作戦がぴったりはまりました。17分、メッシが中央からラモスの頭越しにフワッと裏をつくパスをアンリに出し、たちまちGKと1:1となったアンリがうまくカシージャスの脇をついてゴール。

さらに19分、アンリがカンナバーロに突き倒されてFK。これをチャビが後方から飛び込んでくるプヨールの頭に合わせて、目の覚めるようなゴール(もちろん寝ちゃいませんが)。35分にはディアラのもたつきをついてチャビが球を奪い、メッシに出すとたちまちGKと1:1となり、きれいにゴール。

前半のマドリーの猛烈な攻勢を受け止められたのはピケの守備の貢献が大きいです。危ないところをよく断ち切っていました。おかげでなんとか3:1で前半を終了することができました。

後半の最初の得点はマドリー。10分、FKをロッベンがゴール前にいれると、なんと3人がフリーで突入。当てたのはセルヒオ・ラモス。これはいけません。しかしバルサは直後の12分、チャビがアンリの裏への飛び出しにあわせて、アンリが独走でゴール。実によい時間帯に得点できました。

以後お互いに疲労が来て普通のサッカーになりました。マルセロ、ラモス、アンリ等も次々と退きました。しかしバルサはマドリーよりスタミナがあります。29分、チャビが中央から右のメッシに出して、メッシがゴール。37分、右に進出したエトオが中央にグラウンダークロスを出して、なんとここに突入してきたのがピケ。うまくDFを交わしてゴールしました。みんながバテた後も彼は思いきり元気でした。

6:2の歴史的勝利。今バルサは絶頂です。これでリーガ優勝を逃すわけにはいきません。次のCLチェルシー戦は、グジョンセン、フレブ、ボヤンあたりに頑張ってほしいですね。

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2009年5月 1日 (金)

サラとミーナ53: 窓辺のシンクロ

Img_0094_2 穏やかな連休の朝。快晴の陽光がさわやかな窓辺にふりそそぐ。こんな日はのんびりと窓から外を眺めていたい。うとうととまどろみかけている頃、宅配便のベルがなる。そうだ、注文したピザがきたのかも。

Img_0095_2 ピザーラライトとグァバジュースの遅い朝食。家の模様替えもあと少しで終わる予定。あと一息頑張らなくては。・・・と思っていたら、論文の査読依頼がとどく。ゲェー締め切りが5月7日だと!最近は学術雑誌も競争が激しく、私がレフェリーをやっているような二流誌は、コメントの早さも売りになっているのです。

インターネットエクスプローラーを7から8にアップグレードしたら、写真表示に不具合が出てしまいました。みなさんはいかがでしょうか? ご迷惑をおかけしていたらごめんなさい。

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2009年4月30日 (木)

バルサ: カンプノウで不可思議な判定に泣く

BraugranaBon dia! いよいよ今シーズンのクライマックスに突入です。まずカンプノウにチェルシーを迎えてのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝1stレグ。チェルシーと言えばデコやベレッチは元気でやっているのでしょうか?

バルサは現時点でのベストメンバーをそろえました。FW:アンリ・エトオ・メッシ、MF:イニエスタ・チャビ、底:ヤヤ、DF:アビダル・ピケ・マルケス・ダニ、GK:バルデス。チェルシーも出場停止のアシュリー・コールを除いては、ドログバ・ランパード・エッシェン・バラック・テリー・ツェフなど、お馴染みのベストメンバーです。

チェルシーは超守備的作戦できました。エリア内に7-8人入れて突破を許さず、一瞬のミスをつくカウンターと、エリア近辺で演技によるFK狙いです。最初はバルサも緊張していてミスの多いスタートでした。圧倒的にボールを支配しますが、なかなか決定的場面を作り出せません。そのうちマルケスがGKへのバックパスをミスってドログバに奪われ、大ピンチ。なんとかバルデスがセーヴして逃れましたが、危うくヒディングの思うつぼにはまるところでした。

後半がはじまると、アンリが頭突きをくらって昏倒し目がうつろ。なんとか復帰しましたが、今度はマルケスに故障発生。これはプレイ不可能でプヨールに交代。これからのゲームに暗雲がただよいます。しかしバルサの攻勢は変わらず、ダニのFK、エトオの中央突破からのシュートなど後一歩。ツェフの好守備もあって得点ならず。チェルシーも引き分け狙いで、ランパードをベレッチに替えて、ますます守備を固めます。

そのあとバルサに本日最大のチャンスが訪れます。エトオからアンリへの絶妙のスルーパスが決まって、これは確実に1点というところで、アンリが引きずり倒されて、ああPKか!!!というところでホイッスルはなし。なんでや(怒)。当然レッドカードでPKの場面。レフェリーはどこを見ていたのでしょうか?

これでペップもあきらめ、エトオをボヤン、アンリをフレブに替えて店じまい。と思いきや、ダニからボヤンに絶好のクロスがあがり、フリーでヘディングしますがふかしてしまいました。ボヤンはやはりまわりが見えてません。後ろのメッシに打たせれば、確実にゴールでした。結局0:0の引き分けでタイムアップ。普通なら1:0の試合でした。今日のレフェリー判定ミスは痛い。来週のスタンフォードブリッジでの試合はクラシコ直後と言うことで、バルサにとっては非常に厳しい戦いになりそうです。

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2009年4月28日 (火)

東大医学図書館

出版社もタダで論文を閲覧されると倒産するので、通常閲覧は有料です。これが結構高価で一件2000-3000円くらいかかるのが普通なので、所属機関が負担してくれない場合は大変です。結局まだまだ図書館に頼らざるを得ません。

Img_0085 今日は久しぶりに東大の医学図書館に行ってきました。裏通りに新しい門(懐徳門というらしい)ができていました(写真上)。学士会館分館は閉鎖、ビヤホールも閉鎖だそうです。

Img_0089 医学図書館は新装開店していました(写真中)。耐震に問題があったので、補修改装したそうです。ついでに書架なども大幅に整理したようで、大変使いやすくなっていましたが、飲食店がなくなっていました。書庫の階段は相変わらず鉄製で、絨毯を敷いても大きな音がします。設計ミスですが改善されていません。エレベータなどはないので、地下から3Fまで(中二階があるので実は4F)、重い本を持ってウロウロしているとかなり疲れます。

Img_0086 飲食店がなくなっていたので、やむなく龍岡門を出て蕎麦屋に。このはじめて突入した蕎麦屋のそばがなつかしいものでした。いまやもう滅多にお目にかかれない真っ黒なそばつゆ(写真下)。はじめて東京に出てきたときには、おぞましいほどの色の濃さにびっくりしました。いまでもこの江戸前の色と濃い醤油味は苦手です(でも完食)。

http://www.lib.m.u-tokyo.ac.jp/

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2009年4月27日 (月)

無謀戦士ヴィエ

Vie RPGといえばロールプレイイングゲーム。ドラクエ・ポケモン・FFなどが代表のパソコンゲームを思い浮かべると思いますが、もともとはテーブルトークゲームから発展したものだそうです。私も是非やりたかったテーブルトークゲームですが、残念ながらいままで一度も参加したことがありません。

テーブルトークRPGでは数名の参加者がひとつのテーブルを囲んで集まり、まずゲームマスターを決めます。ゲームマスターは「あなた方は一攫千金をねらって酒場に集まり冒険の旅に出ようとしています。さあこれからどうしたいかトークをはじめてください」などと話題やストーリーを誘導します。

メンバーはそれぞれのキャラや職業を決めて、それにふさわしいトークや行動を行います。敵と遭遇して戦闘になったときは、与えたダメージや受けたダメージをサイコロを振って決めます。まあ台本のない演劇のようなもので、メンバー自身でシナリオを書きながら役を演じる(ロールプレイイング)わけです。

「無謀戦死ヴィエ 魔物だ、つっこめ!」(M-ヴィエ著、新紀元社刊)は1989年刊ですが、いまでもアマゾンなどで容易に入手可能です。この本を読むと、まるで自分がテーブルトークゲームに参加しているような気分になります。

ヴィエさんは昔 Nifty-Serve のRPGフォーラムのサブリーダー兼ウェイトレスをなさっていて、本当に楽しいフォーラムを演出しておられました。どこの人の集まりでもあるようなトラブルで、Nifty-Serve から失踪なさったときにはがっかりしたものです。

彼女の本名は細江ひろみさん。その後やはりゲーマーのご主人と結婚なさって、ゲームを職業とするという夢のような人生を送っておられるようです。お二人で「このごろ堂」という楽しいサイトを運営なさっています(↓)。

http://www.game-writer.com/konogoro/index.html

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